“カロリーゼロ”の危険性。

 

皆さんこんにちは。

GWの肌寒さがウソだったかのように、暑い日が続いていますね~。

こんなときはお仕事や家事の合間に冷たいジュースでもグビグビ飲みたいところですが・・・最近会員さんたちから、よくいただく質問があります。

 

“カロリーゼロとかノンカロリーの飲み物ってどうなんですか?”

 

確かに最近多くの飲料メーカーから出されていて、注目を集める存在ですね。

今日は少しその“カロリーゼロ”についてお話しさせていただきます。

 

まず、“カロリーゼロ”とか“ノンカロリー”と謳っていますが、実はカロリーが全くないわけではありません。

カロリーの表示は健康増進法の栄養表示基準というものに従って表示されるのですが、その基準の中で、100mlあたり5kcal未満であれば“カロリーゼロ”や“ノンカロリー”と表示しても良いということになっています。

したがって、500mlのペットボトル飲料であれば、最大で25kcal程度はカロリーがあるということです。

 

そしてノンカロリー飲料の一番怖いところ・・・それは、多くの“人工甘味料”と呼ばれる食品添加物を使用しているという点です。

人工甘味料とは、読んで字のごとく人為的に作られた甘味料で、日本でも多くのノンカロリー飲料や食べ物に使われています。

 

実はこの人工甘味料の中には、副作用が指摘されているものも多くあり、身体的、精神的に悪影響を及ぼすとの報告も多数あります。また、ダイエット効果どころか、副作用により体重や血糖値が増加するという研究結果も報告されています。

 

ところで、この“カロリーゼロ”や“ノンカロリー”を謳った商品、ここ10年ぐらいで急激に増えませんでしたか?

なぜか・・・

それは、それまで日本では安全性への懸念から使用が禁止されていた人工甘味料の一種が、2002年の規制緩和により多くのメーカーで取り扱われるようになったからです。

その人工甘味料は、頭痛や下痢、血圧・血糖値の上昇、湿疹、月経不順等々・・・挙げだしたらキリがないぐらいの副作用の可能性が報告されているのにもかかわらず、今でも多くの飲料や食べ物に使用されています。

 

もはや“大手のメーカーが出しているから”とか、“特保に認定されているから”などの理由だけで、健康に良いものと判断できる時代ではありません。

ありとあらゆる情報や商品が氾濫している中では、謳い文句に流されず、正しい知識を身につけて、情報や商品を見極めていく消費者の能力が求められます。

 

少々小難しい話になってしまいましたが、このようなノンカロリー商品なども、“絶対に摂ってはいけない!”ということではなく、摂り過ぎると、場合によってはそのようなリスクもあるということもしっかりと認識した上で、上手に摂っていかないといけないということです。

 

健康やダイエットの分野は、世間の関心も高い分野なので、これからも新しい情報や商品がどんどん出てくるでしょう。

テレビや雑誌などの情報を鵜呑みにするのではなく、正しい知識を身につけて、正しく体づくりをしていきましょう!

 

BRAは正しい情報を発信する基地でもありますので、ブログや講演会、レッスン等を通じて、これからもどんどん正しい知識を発信し続けていきます(^^)v

おしまい。

 

 

 

 

 

 

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