♀58歳・兼業主婦(3ヵ月)

 

【ご希望】

〇体重を5kg落としたい。

〇腰痛、膝の痛みを和らげたい。

〇姿勢を良くしたい。

 

【生活状況・身体状況】

〇食事量は気をつけているが、体重は変わらない。

〇外食は週に1回程度。

〇バレーボールの習慣あり。

〇全身の筋肉量は比較的多めで、筋力もあるが、体の歪みが大きい。

 

【食事管理】

食事量や間食はある程度気をつけておられる方でしたが、食事の内容を見せていただくと、高カロリーなもので量は少なめに済ませるというような食事が多い方でした。確かに量は抑えられてても、“カロリーはしっかり摂っている”という

状態でした。そのような状態を防いでいく一番のコツは、やはり副菜なども意識的に摂りいれながら、“いろいろな物を摂るようにする”こと。偏った栄養摂取状態が続くと、ダイエット効果が出にくいだけでなく、健康の維持にも悪影響が

出てしまいます。お仕事もされながらお忙しい中でのダイエットでしたが、夕食も適当に済ませずに、なるべくいろいろなものから摂ることを徹底していきました。2カ月目の半ばあたりからは、その意識がかなり身についてこられましたので、

体重も目標ペース以上に落ちていきました。

 

【トレーニング】

全身の筋肉量も筋力も、比較的ある方でしたが、写真をご覧のとおり、体の歪みがかなり大きい方でした。骨盤が前傾し、バランスを取るために上体が後ろに反り、背中の上の方が丸くなっています。これは日本人に非常に多い悪姿勢です。

後ろから見ても、“側弯”と言って、背骨が横方向にS字に歪んでいます。これはバレーボールでのサーブ・スパイク動作など、一方向の運動を継続して行っているとなりやすくなります。それに加えて脚の骨格にも大きな歪みがありますので、

これだけの歪みがあると、腰痛や膝痛の症状が出て当然です。しかし、これらの歪みはトレーニングやストレッチを上手に行っていくことによって改善することができます。歪みや筋肉の状態に合わせて、弱いところはトレーニングで筋力強化、

逆に負担が大きく、筋肉が緊張しているところはトレーニングはせずにストレッチというように体の状態に合わせて行っていくことが重要です。

こちらの方も、その方法で食事管理と併せて上手に行ってきました。

 

【3ヵ月結果】

体重:-5.7kg

体脂肪率:-5.4%

ウエスト値:-6.6cm(Inbody測定値)

 

【桝野コメント】

結果写真を見ていただくと、ダイエット効果で全体的に細くなっていることはもちろんですが、前述の体の歪みがかなり改善されていることがわかると思います。骨盤の位置が戻り、それに合わせて上体の反りも改善されています。

後ろから見ても、背骨の側弯がかなり改善され真っ直ぐに近づいてきています。脚のアライメント(骨格の並び)を改善していくトレーニングも重点的に行ってきましたので、脚もスッと真っ直ぐに近づいてきています。

まだまだこれで完璧ではありませんが、引き続きトレーニングやストレッチを上手に行いながら、日常生活の動作やバレーボールをするときの注意点を気をつけていけば、さらに改善されていくはずです♪

何はともあれ、3ヵ月でここまで成果を挙げられました!素晴らしい(*^^)v

 

『体を美しく保つことは、体を健やかに保つことにも繋がる!』

Congratulations!!